補足
ユーザーコンソールから通信を確認
データ通信量の確認
SORACOM ユーザーコンソールの SIM 詳細画面やダッシュボードでは、データ通信量を IoT SIM ごとにグラフで確認できます。詳しくは、IoT SIM ごとにデータ通信量を確認する を参照してください。
利用料金の確認
ユーザーコンソールからデータ通信料金と基本料金を確認できます。画面右上部のドロップダウンメニューのボタンを押して [ご利用料金] を選択します。
最新の請求予定金額と、過去の請求履歴を確認いただけます。
また、画面下部にある [実績データを CSV 形式でダウンロード] から、期間を選択して [ダウンロード] ボタンをクリックすることで、基本料金、転送データ量などの詳細を確認することができます。
請求額詳細の CSV には、IMSI ごとに以下の項目が記載されています。
date (日付)
billItemName (basicCharge は基本料金、upload/downloadDataCharge は転送データ量に対する課金)
quantity (数量: upload/downloadDataCharge の場合の単位はバイト)
amount (金額: 日ごとの料金。この項目の総合計が、月額請求額となります)
タグ、グループ
その他詳細については 課金詳細情報 CSV を参照してください。
監視機能の確認
通信量の超過を監視し、超えた場合にメールでの通知と通信帯域制限をできます。監視できる項目は以下のとおりです。
- 各 SIM の日次通信量
- 各 SIM の今月の合計通信量
- すべての SIM の今月の合計通信
たとえば、すべての IoT SIM の合計通信量が 5000MB 以上になった場合にメール通知を受けたい場合や、ある IoT SIM の日次通信量が 100MB 以上になった場合にはその日の通信速度を制限するというような処理を行いたい場合に、この機能を利用できます。
通信量はメガバイト単位 (1 以上の整数値) で入力できます。メールの宛先は登録されているメールアドレスです。通信速度を制限した場合は s1.minimum になり、解除された際は、s1.standard に復帰します。(API を用いた場合には、制限時の通信速度、制限解除時の通信速度を任意に設定することも可能です)
IoT SIM に監視の設定をしましょう。1MiB で設定してみます。 「SIM 詳細」画面で [監視] タブを開き、[SIM] をクリックして、監視設定を行ったら [設定を更新] ボタンをクリックして保存します。
ここでの設定は、対象の IoT SIM ごとに有効になります。 監視の設定は、以下の 3 つを対象することができます。
- IoT SIM
- (IoT SIM の所属する) グループ
- (登録した) すべての SIM すぐに、メール通知を確認したい場合は、Raspberry Pi から以下のコマンドを実行して、1MiB のダウンロードを実施してみてください。
コマンド
curl -o /dev/null http://soracom-files.s3.amazonaws.com/1MB
実行結果
$ curl -o /dev/null http://soracom-files.s3.amazonaws.com/1MB
% Total % Received % Xferd Average Speed Time Time Time Current
Dload Upload Total Spent Left Speed
100 1024k 100 1024k 0 0 512k 0 --:--:-- --:--:-- --:--:-- 512k
以下のような通知が届きます。(通知は最大で 5 分程度かかります。)