SORACOM Air for セルラーの「サブスクリプション」と「サブスクライバー」に関連する用語を説明します。
「サブスクライバー」と「サブスクリプション」の使い分け
「サブスクリプション」と「サブスクライバー」は、文脈に応じて書き分けられています。ただし用語集では、読みやすくするために単に「サブスクリプション」と書いています。
「サブスクライバー」は、「サブスクリプション」と 1 体 1 で対応する、データ通信を行う存在です。ソラコムでは、データ通信に関する文脈では「サブスクライバー」と呼び、回線契約に関する文脈では「サブスクリプション」と呼びます。
たとえば イベントハンドラー には、サブスクリプション (回線契約) を利用して行われたデータ通信量を監視する機能があります。この機能は、データ通信に関する文脈のため「サブスクライバー」という用語を使用しています。
また、追加サブスクリプション (回線契約) を保存するための領域 (サブスクリプションコンテナ) は、回線契約に関する文脈のため「サブスクリプション」という用語を使用しています。
サブスクリプション
SORACOM Air for セルラーの IoT SIM の回線契約の総称。サブスクリプションの違いについて詳しくは、「SORACOM Air for セルラー」の サブスクリプションの種類 を参照してください。
なお、サブスクリプションは、契約方法によって「プライマリサブスクリプション」と「セカンダリサブスクリプション」に分かれます。
項目 | 説明 |
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プライマリサブスクリプション | 単体で契約できるサブスクリプションのこと。具体的には、以下の 2 つの総称です。
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セカンダリサブスクリプション | 単体で契約するサブスクリプションに追加して利用するサブスクリプションのこと。具体的には、以下の 2 つの総称です。
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「プライマリサブスクリプション」と「セカンダリサブスクリプション」は契約方法による分類です
バーチャル SIM/Subscriber や planX3 のように、単体で契約することも、追加サブスクリプションとして契約することもできるサブスクリプションがあります。このとき、同じ名前のサブスクリプションでも、契約方法によって、利用できる機能が異なります。
たとえば、プライマリサブスクリプションとして契約した場合は、タグを設定できます。一方、セカンダリサブスクリプションとして契約した場合は、セカンダリサブスクリプションだけにタグを設定することはできません。
サブスクリプションコンテナ
1 つの IoT SIM に、複数のサブスクリプションを保存するための領域。
サブスクリプションコンテナに対応するサブスクリプション (plan01s) では、追加サブスクリプション を申し込むことで、1 つの IoT SIM に複数のサブスクリプションを追加できます。詳しくは、「SORACOM Air for セルラー」の サブスクリプションコンテナ (追加サブスクリプション) を参照してください。